内定ゼロから好きを仕事にするまでにした3つのこと

こんにちは、沙希です。

突然ですが、みなさんに質問です。

「自分の仕事は好きですか?」

わたしは会社員の他にも、週末にセミナーなどを開催していて
平日の仕事も週末の活動も、植物療法に関わる仕事をしています。

そのせいか、まわりの方たちはわたしのことを「好きな仕事をしている」と思ってくれているようで、
最近こんな質問をされるようになりました。

「どうやって好きな仕事に就いたの?」

「どうやってやりたいことを見つけたの?」

「どうやって植物療法と出会ったの?」

はじめから好きな仕事をしていたわけではないからこそ、
現在、好きを仕事にできていることはとても幸せなことだと感じています。

人生経験もそこそこで恐縮なのですが
せっかくなので、わたしが好きを仕事にするまでの経緯をまとめてみました。



わたし、こんなはずじゃなかった。

わたしは就職活動をしたにもかかわらず、内定を一つももらえないまま大学を卒業しています。

同級生が必死に新社会人として仕事を覚えている最中、フリーターを5ヶ月間経験しました。

ずっと夢だったファッションデザインの仕事ができていたので(就職活動もアパレル一本に絞っていました。)
とても充実していた一方で、正社員じゃないということに、いつも不安を感じていました。
そんな状況を見兼ねた知り合いの方が、正社員での仕事を紹介してくださいました。
ちょうど自分がデザインしたアクセサリーが、奇跡的に商品化された頃のことだったので、すごく迷いました。
アルバイトとはいえ、ずっと憧れていたデザインの仕事をしていけるのではないか。

色々と考えた結果、紹介してもらった専門商社で働くことを決めました。
あまり得意ではないと思っていた事務の仕事でしたが、わがままは言ってられないと、すごくすごく頑張っていました。

でも、お給料が少ないからとサボってばかりいる人や、意地悪なお局さん、部署同士の足の引っ張り合いを見ていたら、何だか疲れてしまったのです。

だんだんと「どうやったら好きなことを見つけて仕事にできるのか。」考え始めました。

たくさんの遠回りと、そこで学んだこと。

最初にしたのは、英語の勉強でした。

何となく、転職するのに邪魔にはならないだろうと思いました。

結局、好きなことを仕事にするまでに「英語」は必要なかったのですが、
「難しそうなことでも諦めない、やりたいことにはチャレンジする。」ということを英語学校で学び、
いつもモチベーションを支えてくれています。

この精神なしでは、いま植物療法に関わる仕事をしていなかったと思います。

その次にしたのが、転職サイトに登録すること。

ヒカリエで行われたいろんな企業が集まる企業説明会みたいなのに足を運んだのですが、興味のある企業には出会えませんでした。

一社、声をかけてもらったのが保険会社で、今まで内定をもらえたことがなかったわたしは、とても嬉しくて、後日、企業訪問に行こうとしたら、父に止められました。

「本当に、お前のやりたいことなのか?何がやりたいのか、ちゃんと考えなさい。」

父はとても厳しい人なのですが、本質をよく見ていて、何でもいいから早く転職したいと思っていたわたしに気がついていたんだと思います。

時間がかかってもいいから、本当にやりたいことを見つけよう、と決めました。

仕事にしたいことを見つけるためにした3つのこと

① 一番多く時間を費やしているものはなにか、考える。

② フラストレーションをエネルギーに変える。

③ 憧れのひとを見つける。

1.一番多く時間を費やしているものはなにか、考える。

いきなりやりたい仕事を見つけようとすると難しいので、
一番多く考えていることや時間を費やしていることについて考えてみることをおすすめします。

わたしは幼少期からアトピーを繰り返していたため、
暇さえあれば、マクロビ、オーガニック、アロマ、グリーンスムージーなどのからだに良いものについて調べたり考えたりしていました。

自分の不調の改善のためにはじめたのですが、調べて、試してみて、変化について考えて、また調べて…というステップが結構好きでした。

友人と会ったある日のこと。

その日もネットで調べたアトピーに良いと書かれていたものを買いに行こうと思っていました。

別れる際に「オーガニックスーパーに寄って帰るね。」と伝えたところ、「行ったことないからわたしも行きたい。」と友人がついてきたのです。

棚に並んでいる商品を手に取り、インターネットや本で知ったことを友人に話していると、友人がどんどん買い物かごに入れて行くのです。
「詳しいから欲しくなっちゃった。」と。
あることを続けていると、いつの間にか人より詳しくなっていたり、得意なことに変わっていることがあります。

自然と自分の時間を費やして続けられていることは、好きなことが多いです。

 

2.フラストレーションをエネルギーに変える。

フラストレーション。

小さいことでいうと、満員電車が嫌!とか、廊下にダンボールが積んであって、避けないと通れない!とかですね。

人には順応性があるので、フラストレーションには慣れてしまうのですが、ここから「自分にとって心地が良いことはなにか。」を知ることができます。

「どうやったら好きなことを見つけて仕事にできるのか。」考え始めてから、4年以上経ってしまった頃でした。

焦りとストレスからか、アトピーが日に日にひどくなっていました。

わたしは意外と(?)我慢強いので、大丈夫大丈夫と言い聞かせて、毎日を過ごしていました。

ある日、とても人に会える姿ではなくなってしまうほどひどくなってしまい、2週間会社を休みます。

その2週間で、生まれて初めて「アトピーにからだもこころも振り回される人生はこりごり!」という怒りの感情が出てきてスッキリしました。

「アトピーのせいで」ではなく「アトピーだったからこそ」の人生を送るんだ!
この2週間でアトピーがすっかり良くなったわたしは、この経験を誰かのために使えるようになるため、ルボアフィトテラピースクールの門をたたき植物療法を学びはじめました。

フラストレーションは、乗り越えた時にあなたのブランディングに役立ちます。

 

3.憧れのひとを見つける。

ありがたいことに、まわりには素敵な方がたくさんいて、憧れの人はたくさんいるのですが、その中からおふたり、ご紹介です。

3-1. 森田敦子氏

ルボアフィトテラピースクールに通い始めて、スクールの代表であり、植物療法の師、そして今の勤務先の代表でもある、森田敦子社長に出会いました。

同じアトピーを経験していたことや、さまざま不調を乗り越えて、女性の健康のために活動している姿に憧れました。

森田社長に初めて会った時、「人ではなく自分自身をまず大切にするように。」と言われました。

そんな森田社長は、他人に対してとびっきり優しくて、その姿を見るたびに、ご自身のことも大切にできているんだなと思います。

尊敬する上司がいることは、会社員として、とてもラッキーなことです。

3-2. 村上萌さん

「どうやったら好きなことを見つけて仕事にできるのか。」毎日考え、調べていたときに村上萌さんのブログを見つけました。

同い歳なのに会社を立ち上げて好きなことを仕事にしていることを知って、素直にすごいな♡かっこいいなと思いました。(しかも可愛い!)

村上萌さんも内定を辞退して、どこにも就職せずに4月1日を迎えたこと、そのときは不安だった、と知ったときは親近感もわいて、すっかりファンになってしまいました。

就職できなかったわたしと、あえてしなかった村上萌さんとは、大きな違いですけどね。笑

今、会社員の他にもセミナーなどを開催して、自分なりに植物療法を広めることに挑戦しているのも、彼女の影響です。

いつかお会いしたいです!

チャレンジするって、ちょっと怖い

実は「どうやってやりたい仕事を見つけたのか。」質問をしてくれた人にこの話をしたら、こう言われました。

「若いからチャレンジできたんだ。」

「生産性のないことはしたくない。」

確かに、性別、独身/既婚、実家暮らし/一人暮らしなど、それぞれ環境や条件は違いますよね。

でも、ほんとうにやりたいことが見つかると、感情に突き動かされて止まれないと思うのです。

少し抽象的なことを言ってしまいますが、本当にやりたいこと、やるべきことであれば、何かしらの方法が見つかるはずだとわたしは信じています。

例えば、富士山に登ろうとして、ルートAでは道が険しいから絶対に行かれないと思っていても、実は途中までロープウェイでいけるよ、とか、良いガイドさんを知っているよ、という人が現れたりするんです。

でも「どうせ」と思っている人にその情報は来るでしょうか?

「無理かもしれないけど、どうしても登りたいんです!」という人に、きっと世界は優しいんです。

「好きなことを見つけて、仕事にする。」

簡単なことだと感じる方もいると思います。

でも、それが難しくて、なんだか果てしないことのように思えて悩んでいる、
(わたしが5年もかかってしまったように、、、)
そんな方に、この実体験がヒントになったらうれしいです。心から。

まとめ


仕事にしたいことを見つけるためにした
3つのこと

① 一番多く時間を費やしているものはなにか、考える。

② フラストレーションをエネルギーに変える。

③ 憧れのひとを見つける。








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