うがい手洗いにプラス。知っておくと心強い、インフルエンザ予防のための自然療法。

こんにちは、西原沙希です。

インフルエンザが猛威をふるっていますね。
年末からインフルエンザ流行のニュースが流れ始めていましたが、1月に入り、さらに身近に感じるようになった方も多いのでは。
SNSでも「#インフルエンザつらい」という投稿を見るようになったし、会社でも感染者が出たりと急激に患者数が増えているようです。なななんと、1週間で50万人も増えているそう!



インフルエンザで仕事が休みづらい

わたしもインフルエンザの経験があるのですが、事務職でもリスケできない業務って割とあるんですよね。(植物療法士ですが、平日の会社員の時は事務職です。)少人数の会社だったりすると、部署で自分しか担当がいなかったりして、全然事務職じゃない同僚に代打をお願いすることになってしまい、薄れゆく意識の中で「すみません。。。」という気持ちでいっぱいになったり。代打を頼めるならまだマシ…職業柄、1週間も休めないって方、多いと思います。
また妊婦さんや受験生の皆さんも予防にとても気を使ってらっしゃるのではないでしょうか。

そして何よりも、かなり辛い!だるさに吐き気、節々の痛み。
もう絶対かかりたくない!

ところで皆さんは、どのようなケアをしていますか?
すぐに始められる基本的なケアとしては、うがい手洗いをしっかりすることや、マスクの装着あたりでしょうか。このインフルエンザが大流行の時期は必死にやるよね…。
でも、私だけだろうか。無性に気になる。電車の中で思いっきりくしゃみや咳き込んでいる人たち!念のため、そっと次の駅で車両を変えますが(笑)、やっぱりマスクしていてもうがい手洗いをしてもなんだか心配。

そこで、うがい手洗いにプラスできる、自然療法を使ったインフルエンザ予防をご紹介いたします。

なぜ冬になるとインフルエンザが流行するの?

そもそも、この時期になぜインフルエンザ患者が増えるのでしょうか?
ポイントはふたつ。
<空気の乾燥><免疫力の低下>です。
冬になると、気温や低くなり空気が乾燥しますが、これはインフルエンザウイルスが繁殖しやすい環境と言えます。
そして、もうひとつの免疫力について。からだが冷え、免疫力が落ちると、体内に入ったウイルスとの戦いにからだが負けてしまうのです。
こういった理由から、インフルエンザの感染は冬に多いのですね。ですから、<ウイルスを防ぐケア>と<免疫を上げるケア>が大切になります。

みなさんの中でも実践されている方が多い、うがい手洗いやマスクをすることは、ウイルスを洗い流したり、乾燥を防いでウイルスの侵入を防ぐことができるのでかなりおすすめです。
ウイルスの繁殖を防ぐには、加湿器をつけたり、マスクをするなどして湿度を50℃以上にする工夫をすること、そして免疫を上げるためにからだを温める、ビタミンをとる、しっかり食べる、質の良い睡眠をとりからだを休めると良いでしょう。

自然療法を使ったインフルエンザ予防

さてここからは自然療法を使ったケアです。
以上にご紹介した基本的なケアーにプラスして、取り入れやすいものから始めてみてくださいね。

1. ハーブを飲むケア
2. アロマオイルを使ったケア
3. ハーブのチュアブルで潤すケア

1. ハーブを飲むケア

ハーブの薬理効果を体内に取り入れる方法として、ティザンヌ(ハーブティー)タンチュメール(ハーブ抽出エキス)を飲む方法があります。
ティザンヌの淹れ方は紅茶や緑茶を飲むときと一緒。熱湯で5分間、成分を抽出して飲みます。
タンチュメールはグリセリンなどですでに植物成分が抽出されているため、水で割って手軽に飲むことができます。
インフルエンザや風邪の予防に、是非飲んでいただきたいのはエキナセアという植物です。
エキナセアは免疫力を上げるためにオススメのハーブ。エキナセアに含まれているエキナコシドという成分が免疫細胞を活性化させることで免疫機能の働きを高めます。1日コップ1〜2杯とりましょう。
もしインフルエンザにかかってしまっても、回復を早めるために薬と併用して飲むのも良いです。

  

(※キク科の植物なので、キクアレルギーの方はご注意ください。)

さらなる相乗効果を期待してブレンドするのであれば、ラズベリーリーフ、そしてヴァンルージュがオススメです。血流を促進し、からだを温めるヴァンルージュ。そして粘膜を潤す作用があると言われているラズベリーリーフをブレンドし、喉からのウイルスの侵入を防ぎましょう。同じくを温めるシナモンやしょうがを少し加えるのも良いでしょう。

2. アロマオイルを使ったケア

一番手軽で、生活に取り入れやすいかもしれません。
使用するアロマの種類はティートリー。鼻が通るようなすーっとしながらもスパイシーな香りです。
殺菌・抗炎症・免疫系の活性作用に優れている植物です。
パッチテストをし、問題がなければ肌に直接塗布できるため、様々な使い方ができます。
一番手軽なのは、通勤時の電車など人混みに行く際には鼻の穴に塗り込む方法。また、保湿も兼ねてマスクに1滴垂らす、もしくは水に1滴垂らしてうがいをするのもオススメです。
ティートリーを使用したケアは、花粉症対策にもなりますので、続けておくととても良いです。

私がフィトテラピーを学んだ母校であるルボアフィトテラピースクールでも教材として使用している精油メーカー、モンサンミッシェルの商品がオススメです。

3. ハーブのチュアブルで潤すケア

ハーブティーやアロマオイルに馴染みがない方は、チュアブルやキャンディーはどうでしょうか。
ウイルスの侵入を防ぐため、人混みでチュアブルを口に含んでおき、喉を潤しておきましょう。フレーバーは抗菌作用のあるマヌカハニーや、免疫力アップのエキナセアが入っているものがおすすめ。お砂糖を使ってないものを選んで持っておくと良いでしょう。

マヌカハニーを持っている方は、マヌカハニーにシナモンを混ぜたものをゆっくり舐めるのも効果が期待できます。

  

いかがでしたでしょうか?
まずはお金がかからず、すぐに出来ることでしっかりとケアーをしましょう。
そして受験前や、薬を飲めない妊娠中、イベント前にはフィトテラピーを使ったケアを取り入れてみてくださいね。

・お子様や妊婦さんは、精油を直接使用せず、ディヒューザーでの芳香浴で効果を取り入れましょう。
・ラズベリーリーフは子宮を収縮させる働きがあります。妊娠初期〜中期の飲用は控えてください。








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