フィトテラピーは「おにぎりとお味噌汁」からはじめられる。

こんにちは、植物療法士の西原沙希です。

フィトテラピー(植物療法)を始めるって、ハードルが高いと思っていませんか?

美容やからだに良さそうだけど…
アロマの知識が必要そう。
ハーブの知識が必要そう。
お金がかかりそう。
そもそも植物でケアなんてできるの?

今日の記事は、ぜひ、そんな方に読んでいただきたいです。
そして、フィトテラピーにぜんっぜん興味がなくても、少しだけこの記事を読むお時間をいただきたいなと思うのです。
フィトテラピーがすっと腑に落ちて、とても身近に感じられるはずだから。

2018年2月25日
友人たちが出場する、東京マラソンの応援に行ってきました。
出場したこともなければ、応援に行くのも初めての経験だったのですが
東京マラソンって、歩道からランナーに差し入れしてもOKなんだそうですね。
プロのレースだと、ランナーのからだに触れたら失格だって『陸王』でやっていたような!

そのようなわけで、せっかく応援しに行くからには、なにか、友人の力になることをしたい!
そこで友人に差し入れはなにがいいか聞いたところ、「おにぎりとお味噌」のリクエストがありました。
誰にでも手軽に作れる、おにぎりとお味噌汁。
実はこれもフィトテラピーってご存知でしたか?

おにぎり
すぐパワーにつながる炭水化物のお米に、梅干しを具にして。
疲労の原因は、運動すると作り出される乳酸が原因。
梅干しに含まれているクエン酸は、乳酸の生成を抑制してくれるのです。

お味噌汁
汗をかいて、寒空でからだが冷えてくる頃に温かいお味噌汁を。
塩分もきいているからちょうどいい。
味噌は、ビタミン、ミネラル、大豆のタンパク質がアミノ酸に分解され疲労回復に効果があるそうです。

見事完走した友人たちが、こんなメールをくれました。

「おにぎりと味噌汁に救われた。」
「おにぎりとお味噌汁が沁みた。」

ほんのささいなことで『フィトテラピーで身近な人のケアをする』ことは実現してしまうのです。
そして何より、大切な人に喜んでもらえるってやっぱり嬉しいのだ。
フィトテラピーや植物療法というと、まだまだ「それはなに?」と言われることが多いし、
フィトテラピーのことを発信すればするほど、わたし自身、何か特別なことのような気がしてくる。
「わたしは植物療法士だから、東京マラソンで友人にフィトテラピーでケアを!」なんて、これっぽっちも思っていなかった。
ふとした日常の中で、誰かそして自分を思いやる気持ちにフィトテラピーは溶け込んでいるものだ。








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